2015/02/12

ブレンボフローティングローターのピン

ブレーキローターをブレンボのに替えて、はや3年・24,000km。
歳を取ると時間が経つのが本当に早い・・・

性能面はピカイチなんだけど、フルフローティングな故の欠点が。
ピンが摩耗してガチャガチャ五月蝿いんですね。

手でディスクを掴んで動かすと、前後左右にガチャガチャ
アイドリングのエンジンの振動で、ガチャガチャガチャ。
走り出しても加速でガチャガチャ、減速でガチャガチャ。
うっさい!!!

いい加減気になってきたので、320mmのミスミローターをダブルでいくか?と
考えてみたけど、調べてみると、どうやらフローティングピンが交換できるみたい。

 plusuミューというメーカーの汎用品。
 (汎用とはいってもローターのメーカーによって径の設定がいくつかある)
色々なカラーが選べたけど、とりあえず無難にブラックで。
アルミ製でハードアルマイトがかけてある。質感高いけど、金額も高いよ!
片側10個で、ダブルディスクだから20個。

作業するにあたって、あわよくばホイールもローターも外さずそのままで…と
思ったけど、手が届かないので早々に諦めて全部外した。



んで、小さめのマイナスドライバーでEリングを外す。
最初はなかなか外れずムカムカしてたけど、慣れたらサクッと。
20個外すのは地味な作業だ・・・


んで、変わりにplusミューのピンを入れる。
シムの変わりにウェーブワッシャーを入れる。
こいつのお陰で良い感じにビシっとピンが固定されて良い感じだ。
4.0mmとか4.5mmのディスクだと更にシムを入れるけど、ブレンボは5.0なので
ウェーブワッシャーだけでよい。

左:Before、右:After

インナーが汚れてるから逆にピンが浮いてるような気がしなくもない…
今迄のブレンボ純正ピンはガンメタって感じ。

軽く掃除して、取付け。
おー良い感じ。何と言うか艶感が出たね。

さてそもそもドレスアップ目的ではなくメンテナンスの一環で作業した訳だけど、
その効果はというと・・・やってよかったホント!

まず押し引きの時から違う。
当然ローターが揺れる音がしないんだけど、揺れてパッドを擦らないから押し引きが軽い。
更に、走ってもブレーキングがビシっとしてる。ああ、このラジアル感!!!
そりゃローターが動いてたらキャリパーのピストン押し戻したりとかしてるよね。
ああこれは気持ち良い。コスパが高い作業は気分が良い。

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総走行距離:63,049km

2015/02/11

883→1200ボアアップ(その2:慣らしツーリング)

納車されてから暫くは新車同様の慣らし走行が必要。
Burnで受けた説明としては500kmまで3,000rpmで、以後100km毎に500rpm解禁。

3,000rpmってほんと絶妙。

今回は1次側だけ減速比を調整したので、純正の883とも1200とも違う減速比。
その状態で、5速100kmでだいたい3,000rpmなので法定速度で走る分には不自由しない。
でもTramp2in1だと2,000〜3,000rpmまで少しトルクの谷があって、
そこからグワーッと盛り上がる特性があるので、回したくて仕方ないのをひたすら我慢。

それが本日ようやく解禁となった。
足柄SAにて。富士山が綺麗なり。
ここから少し足を延ばして清水まで行きますよ。

清水IC降りてすぐの清水港にある、清水魚市場へ。

 ここ初めて来たんだけど市場だけじゃなくて、食堂が沢山ある。
 その中でも一番混んでるお店へあえて並ぶ…


海鮮丼特上(大盛り)、1,560円。特上じゃないノーマルは1,080円。安いね!
でも正直ちょっとボリュームが足りない。ご飯大盛り無料だったけど欲言えばもっと…
まぁ、具材はうにとかいくらとかカニとか超ゴージャスで美味かった。

途中に立寄った清水PAには、例の日本人ビルダーがカスタムしたRnineTが2台あった。
左がヒデモ、右が46Worksの。右のが速そうで格好良いな。

 ということで納車後700kmを超えて、4,500rpmまで解禁となりました。


 ・・・やばいよこれ、楽し過ぎるw

 世の中に存在するスポーツスターで、一番最高なんじゃないか?
 とにかくトルクフルになって、余裕がある。

 街乗りから高速まで、ドッカン加速が気持ち良くて、めちゃめちゃストレス無く回る。
 4発みたいにスムースなのではなく、重いピストンが元気よく滑らかに動き回ってる。
 この辺りはきっと、エンジンの組み方も影響してるんじゃないのかなーと思う。

 サーキット走行を考慮して2次側をあえて変えなかった減速比が、超絶妙。
 今まで何度か1200に試し乗りしたことがあるけど、低回転からのトルクを活かした
 いかにもハーレー的な味付けがされてたように感じた。
 この仕様だと、日常的に一番使う速度域と、一番トルクが出てる美味しい回転数帯が
 ドンピシャに合ってる感覚。

 でもまだ4,500rpm・・・エンジンがまだまだ先を試してみろと言ってる感じがする。
 早くサーキットに持ち込みたい。
 

2015/02/02

883→1200ボアアップ(その1)

少し前にBurnに預けた883Rのボアアップ作業が早速完成しました。
工期約2週間、仕事早いなあ。


iPhoneで撮ったから画質悪いけど。
お店の前の特等席にあったよマイスポーツスター。

マフラーはバンク角が無いTramp旧型2in1から新型2in1に。
中古だからもう焼けてるけど、後で磨き直そうっと。

HD純正のスクリーミンイーグル1200ccステージ1コンバージョンキットを使って、
シリンダーも純正1200と同等の仕様に。見た目は883Rと全く同じ。

前回の記事通り、1次ドライブだけ1200と同じにして2次側はそのまま。
なので、883と1200の中間的な減速比になりました。

今回は単なるボアアップ作業だけではなく、気になるところとか
走行距離なりに交換した方が良い部分もやってもらった。

当初見積に含んでいた、 ロッカーアームは開けてみたところ摩耗が少なかったので交換せず。
良いオイルを使ってこまめに交換してたのは、長期的には正解だったということで。

代りにクラッチスプリングプレートが逝きかけということで交換。
写真無いけど、構造的に摩耗しやすい部品らしく、完全に逝く前に発見できてよかった。
あとはO2センサーを交換して貰ったり、ベルトの干渉を避けるためにプーリーカバーとか
マフラーステーを少しだけ加工してもらったり。

そうそう、ホンダのGB250用のスロットルスリーブはアクセル全開にならないんだと。
適当なものに替えてもらいました。やっほい。


ボアアップ後は慣らしが必要なわけだけど、アイドル状態での熱入れ的な慣らしは
やって貰ったので、最初の最初の、気を遣う慣らしは不要。
500kmまでは3000rpm、以後100km走るごとに500rpmずつ解禁という感じ。
オイル交換は、まあ個人の好みだけど、500km、1500km位でやる予定。

今のところ3000rpmまでしかインジェクションのチューニングをしてないので
6000rpmまで回せる様になったら、またBurnに持って行ってチューニングと
ベンチ測定をして貰う予定。

今シーズンの1戦目は4月の富士ショートです。
さっさと慣らしを終えるぞー。

おまけ:

先週ちょうど某国某所に行ってきたお土産として、現地のHDショップで
唯一売ってたレースイメージな物を奥川さんにあげてきた。
ピンバッチなんて付けないだろうから、その辺に刺しといて下さい。
シールドが動くギミック付きで可愛いから自分用も購入済み。

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総走行距離:62,321km