2010/03/27

気になるスキマ

うーむ、見つけてしまった。

きっかけは、またブレーキの鳴きが酷くなって来たこと。
もうパッドグリス流れたのかな〜、と思ってキャリパーを
外してみると・・・
センター出てないなぁ・・・

画像右側だけピストンが出て、左側は全然出てない。
というかほぼ片押し状態?
左側はパッド背面がキャリパーに接触しているように見える。
鳴きの原因はこれ?

ってことでキャリパーサポートに付属して来たシムで
調整しようと思ったけど、このサポートってシムを使っても
片方向にしかオフセットできないのね・・・


う〜ん、と悩んでFタイヤの周りをぐるぐる回りながら
考えていると・・・
そもそもホイールのセンターが出ていなかった!!

左側は2mm程、ディスクローターとフォークアウターチューブ間の
クリアランスがあるのに対し、右側はほとんど無し・・・
ローターの固定ボルトが接触してるんじゃないか?というくらい。

当然、逆側のキャリパーは、反対方向にセンター出てない状態だし
ホイール自体がセンター出てないってことは走行時の安定性とか
取り回しの重さにも影響が出ていそう。


これを解決するためには、画像にも少しだけ見えるホイールの
シム(スペーサー)幅を変更しなきゃいけない。
測ってないけど、左側を0.5mm程削り、右側には0.5mm程の
シムを追加すれば良さそう。

しかし07モデルのスポーツスターはフロントのアクスル径が
3/4インチなので、ぴったり合うシムがあるか不明。
(08からは25.0mmの中空アクスル。羨ましい)

ちょっとばかり考えて出た結論:
3/4インチ=19.05mm→内径20mmのシムでいける!はず。

まぁここのシムがアクスルを支持してるわけじゃないし、
多少大きくても問題ないだろうと想定。
あとは外径がちょっと心配なのと(そこまでギリギリには
なってなさそうだけど)、左側をどうやって削るか。

0.5mmくらいなら力技でどうとでもなりそうだけど、
水平に削れなかったり表面デコボコになったりしないか不安。

まずは内径20Φのシムを探そう。

2010/03/22

第2回伊豆稲取ツーリング

クラウド企画。

年末に取りやめとなった、伊豆稲取の漁港にある朝市で
金目鯛の釜飯を食べようというツーリング。

約2ヶ月ぶりのツーリングなので、前日からウキウキ。
前回の交換からそれほど間もないのに、オイルとプラグを
前日に交換し車体のコンディションはバッチリ。


当日は、朝8:30に海老名SA集合。
が、前日何故か異様に疲れて目覚ましを掛けずに寝てしまう。
しかし!奇跡的に4:30に目を覚ましシャワーを浴びます。

これなら余裕だ〜と朝食を食べて、7:00に自宅を出発。
新居から東名への抜け道がいまいちわかっていないので
中央道〜環八〜東名という遠回りだけど確実なルートを
選択したおかげで、超絶渋滞にはまってしまう。

集合時間から遅れる事、約15分で海老名SAに到着。
今回のメンバー、いのさん&ノブチンさん&ejiさんは
寛大な心で迎えてくれました。


グズグズしてると朝市が終わってしまうのでさっさと出発。
ターンパイクを上ると途中から一気に寒くなって来た。
加えて強風に煽られて怖い怖い。

先導するGL1800は、巨体とカウルのお陰で全く動じず。
やせ我慢してるんじゃないかといつも思うけど本当らしい。

思った通り途中で催してきて、やっとのことで亀石峠に到着
・・・と思ったら、ちょっ!先導ejiさんスルー・・・。

この先って暫く山道っぽいところが続いて、トイレとか
無かったよな〜と思い、途中でバビュンとワープ。
天城高原の料金所のトイレで用を足す。間に合いました。


3人はどこかな〜とバイクに向かうと、ちょうど料金所を
通過して出発しちゃいました。
多分こっちに気づいていないだろうな〜と思い、追跡。

135号に出ると予想通り、車がいっぱい。
流石3連休というか、いつもこんな感じか。
ダラダラ安全運転でようやく追いついたけど、目的地の
稲取漁港に着いたのはほぼ正午。
朝市は8時〜12時までなので、時間切れで間に合わず。

しかしこんなことは想定内!
すぐ近くにある、海鮮丼屋「海女の丼家」へ向かう。
少し待ったけど、程なくして座敷へ通される。
座敷は初めて。くろ●亭とは違い(失礼)超広くて快適。

迷ったけど頼んだのは「地魚丼」2100円。
渡り蟹のみそ汁が付いてきました。
ついでにところてんのデザートも。前は無かったような。
どんぶりが大きいので量が少なく見えるけど、
実は結構ボリュームはあって、お腹いっぱい。
少しタレを掛け過ぎて、しょっぱかったのは内緒。
年2、3回はこういう店で新鮮な魚を食べたい。

ここで定番、この人たちのじゃれ合いタイムです。
うーん、特にこれといった事故も無くw
ワサビとか色々期待して見てたんですけどw


さて、 次は第2目的地の温泉「禅の湯」まで。
414号の比較的南側にあって、稲取からは近いです。


お寺と隣接された温泉。実はユースホステルです。
昨年改装されたばかりで凄く綺麗(写真奥)。
和洋折衷というか何と言うか、不思議な雰囲気。

施設内も凄く綺麗。中庭があったり。
温泉は貸切状態。
内風呂は少し温め、露天風呂はやや熱め。
源泉掛け流しでお湯具合は凄く良いけど、
露天は4人で入るには少し狭かったかも?
一人でふらっと寄るのには最適な感じかな。

内湯の温さ具合は・・・ホント眠くなる。
というか花粉症の薬が効いて来て超良い気持ち。

風呂上がりにはお決まりのソフトクリーム。
なんとここはセルフ式。
いのさんと自分はパーフェクトなトグロですが
ejiさんは・・・

コーンの上に、変な風にソフトが乗ってる・・・
努力した形跡は見られますww

食堂風の休憩スペースのほか、和室もあったりして
座布団を引いてウトウト。帰りたく無い!

途中でソロツーと思われる男性が、宿泊で〜と到着。
ああ羨ましい。しかもここ1泊3960円なんですね。ああ。


まぁ土産も買ってしまったので腐らないうちに帰る。
帰りは予想通りというか覚悟済みの東名渋滞。
でも普段と比べると結構マシな方かな。

故障車が原因の渋滞っぽかったけど、高速使って
出掛けるならもう少し整備してからにしろよと言いたい。


今回は久しぶりにGPSロガーを使ってみた。

より大きな地図で 20100320_伊豆ツー を表示

2010/03/19

オイル交換など

久しぶりのツーリングに備えて、メンテ。

・エンジンオイル交換
・プライマリーオイル交換
・プラグ交換
・内圧コントロールバルブ清掃

使用したオイルは、全開1ガロン購入した残りのAMSOILと、
HD純正のFORMULA+。ついでにスーパーZOILを少々。

今回のキモは・・・
前回固着して外せなかった、オイルフィルター。
苦戦した後が錆びてます。
#横着してオイル交換を某用品店に頼んだときにメカニックが
#馬鹿力で締めたせいだと思ふ

K&Nのフィルターは純正と違ってソケットで外せるように
六角の凸があるんだけど、ここの精度が少し甘い。
そのせいで前回は見事にナメてしまい、交換しなかった。

今回は、秘密兵器を投入。
バンドで外周を掴んで回すタイプのフィルターレンチ。
アストロプロダクツで840円。
ハンドルは90°から-90°まで曲がるので、フィルター
周辺のスペースが少ないスポーツスターにもバッチリ。

こいつを使って、ゆっくりゆっくり、何とか外せました。
多分冬で車体が冷えてるからなのかな、こんなに大変なのは。
(実は数kmくらい走ってくれば、かなり楽なのかもしれない)

プラグは写真に乗せてないけど、DENSOのIXU22。

内圧コントロールバルブはエアクリ裏側から取り外して
パーツクリーナーで清掃。
今回も乳化したオイルがドロッと固まってました。
清掃前後で、バルブを縦に振ったときのシャカシャカ音が
全く違うので、やっぱり抵抗になってたんだろうな。

作業完了後の試走は敢えてせず。
翌日のツーリングのお楽しみです。

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走行距離:27,400km

2010/03/18

HONDA VT750S

ホンダの新車種。

少し前に米国で発表されて、パッと見(というかまんま)
スポーツスターのパクリじゃん!!って笑ってしまった。

国内でも発表されて、車種名「VT750S」だそうです。
シャドウブランド使わないのね。
クルーザー路線とはちょっと違うよっていう意思表示?

それにしてはスポークホイールだったりFフォークが
結構寝ていたり中途半端(スポ自体中途半端だけどw)。

価格は74.9万円とのこと。もう10万円強出せば
スポーツスター買えちゃうじゃん・・・って正直思う。
でも国産車だし値引きしやすいこととか維持費を考えると、
少し敷居は低いのかもしれない。


スペックをXL883Rと比較してみる。

<全長>
VT750S:2.295m
XL883R:2.245m
<ホイールベース>
VT750S:1.560m
XL883R:1.520m
<最低地上高>
VT750S:1.55mm
XL883R:1.41mm
<シート高>
VT750S:750mm
XL883R:714mm
<キャスター角>
VT750S:32.3°
XL883R:29.6°
<トレール量>
VT750S:134.0mm
XL883R:116.8mm
<最大出力>
VT750S:42ps/5,500rpm
XL883R:非公開(大体43ps/5,500rpm)
<最大トルク>
VT750S:59Nm/3,500rpm
XL883R:67Nm/3,500rpm
<車重>
VT750S:232kg
XL883R:260kg
<タイヤ寸法>
VT750S:F100/90-19,R150/80B16
XL883R:F100/90-19,R150/80B16
<タンク容量>
VT750S:10L
XL883R:12.5L
<燃費>
VT750S:36.0km/L(60km/h市街地)
XL883R:25.5km/L(高速)、19.2km/L(市街地)

ホイールベース、キャスター角等だけ見るとVT750Sは
まだまだクルーザー路線かな〜と思う。でもよく見ると
車高・シート高はXL883Rより高い。

特筆すぺきは、車重。
25kgの差があれば、排気量分トルクが少し細くても
かなり軽快に感じるかも。意外と面白そう!?

タンク容量は10Lで大丈夫かな〜と思ったけど
燃費を比べると総走行距離はスポーツスターと
あまり変わらないか、むしろ長いかもしれない。

ただこれが売れるかというと・・・どうだろう。
大型国産クルーザー/ハーレーBTの層からの
乗り換え狙いとは考えにくい。
というか、もろスポーツスターへの対向か。

これが400ccとして、60万円台で出てれば
中型のカスタムベースとしては面白そうだから
それなりに流行りそうだと思うけど。

スポーツスターみたいに、ボア径だけ変えて
VT400Sが出ないかなぁ。
もっと言うと、同一エンジンでラインナップを
増やす戦略まで真似をしてVT750RとかVT750Cとか
(ホンダの車種は知らないけど、もうあるかも??)

2010/03/14

チタンブリッジボルト

先日あれだけ講釈垂れておきながら、ブレーキキャリパーの
ブリッジボルトにチタン製のボルトを投入しちゃいました。

βチタニウムの64チタン製テーパーボルトM8-40です。
他にもチタン製のボルトを製造・販売しているメーカーが
あったけど、色々調べた結果βチタニウムのボルトが
最も信頼できそうだと判断。

それにしても素材ってかなり奥深い。
βチタニウムのブログが面白いので興味ある方は是非。


注文した際には在庫切れだったため、入手に3週間程
掛かったボルト、計8本。
輝きが美しい。

取付け後
元々ステンのテーパーだったので、殆ど変化無し。
テーパーの角度が少し変わって光が反射しやすく
なってるくらい。


さてさて、取付けのインプレ。

結論から言うと、バッチリ効果アリでした。
家を出て最初の交差点でブレーキレバーを引いた瞬間、実感。

明らかに効きが良くなってて、レバーを引ききっていないのに
止まる。効きが早い=レバーが遠く感じるので、再調整しました。

やっぱりステンボルトは多少伸びるんだなぁ。
比べてみると、以前は「ぐに〜」、今は「ぐぐ〜」って感じ。

ちょっとお高い買い物かと思いましたが、満足度が高い
カスタムとなりました。

フォークオイル交換

前回の交換からはまだ3,000km程度しか走ってないけど、
ブレーキ周りを強化したことで減衰が弱いと感じて来たので
固めのオイルに交換。

今回のオイルは、ASHのフォークオイル#58。
 
他のメーカと比べて番手の表示がすこし変わっている。
実際は、WAKO'SのFK-20やMOTULの15番より少し固い程度。
動粘度で比較するならこちら


前回と同様、油面をきっちり測ります。
なのでフォークを取り外し。
古いオイルを抜くため、逆さで何度かストロークさせて放置。
スプリングは洗油とか用意してないのでそのまま。

大体抜けたら、フォークを縮めた状態でオイルを入れる。
スポーツスターの油面指定は144mm。
専用ツールなど無いので、割り箸に目盛を書いて代用。

ちなみに今回、片側約10ccずつZOILを入れてみました。
フリクションが減ったら良いな、と。

キャップを締めるのには少しコツがある。
キャップ側を押しながら回すのではなく、キャップを
抑えながら、フォーク側を回すとすんなり嵌る。

車体へのフォークの組付け方は、平行出しのために
以下の順序で行う。

1.トップブリッジ
2.三つ又
3.ホイールにアクスルを通す
4.ブレーキをかけてフォークを何度か揺らす
5.フォーク下部のピンチボルトを締める
6.フェンダーとスタビライザー


取付け後、少し街乗りしてみた感じは・・・

実に自然で、癖が無い感じ。
もっとフォークの初期反応が良くなったり、
粘りっこくなったりするのかと想像してたけど。
不自然な沈み方やボトム後の跳ね返りが無いので
多分良い感じなんだろう。

ある意味思った通りに動いてくれて、扱い易いのかも。
ワインディングでどんな感じか試してみたい。

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走行距離:27,150km