2010/02/08

ブレーキマスター&キャリパー交換

全く初めての作業で、少々手こずったけど無事完了。
なかなかやりがいがありました。


揃えたパーツ群:

※右下2個は購入したけど使用せず



ホースとフィッティングは、シンプルな構造であることと
全パーツを黒で統一できることから、ACTIVEで取り扱ってる
グッドリッジ(build a line)で揃えました。
写真の通り、割引されていたのを運良く購入できた。

【ブレーキマスター関連部品】
・brembo 19RCS ¥46,200
・brembo メッシュホース 10cm 品番KOK10CM ¥525
・brembo タンクS15ストレート ¥1,680
・POSH マスタータンクステー 品番501175 ¥4,200

【マスター側】
・ホース:560mm 品番C30530 ¥5,565
・バンジョーボルト:brembo対応P1.00 品番992-03-31SCBK ¥945
・バンジョーアダプタ:ストレート 品番B592-03SCBK ¥1890

【キャリパー側】
・ホース:460mm 品番C30430 ¥5,565 x2
・バンジョーボルト:brembo対応P1.00 品番992-03-31SCBK ¥945 x2
・バンジョーアダプタ:45° 品番B594-03SCBK ¥2,625 x2
・ACTIVE キャリパーサポート 品番1470049B ¥10,290

【その他】
・3WAYアダプタ:ANオス×3 品番1460103 ¥2,415
・ホースクランプラバー 内径7.5mm外径14mm 品番GR3 ¥210
・デイトナ ハンドルスペーサー 品番26752 ¥525
・POSH ユニバーサルミラーホルダー 品番200244 ¥2,310

前回作業したミリバー化に必要なパーツは割愛


<取付け>
・ノーマルキャリパー、マスターを外す。

・三つ又の裏側に付いている分岐用のアダプタと、トップ
ブリッジ横にホースクランプを止めているボルトを外す。

・前回入れたデイトナのスペーサーは、スイッチボックスと
マスターの両方に使用出来る長さだったため、余る。
代わりに今回用意した短いスペーサーを入れる。


・スイッチボックス内で、純正スイッチの配線2本を切断。
配線の束の外膜を途中で切って、ブレーキスイッチ用の
配線2本を取出す。


・マスターにブレーキスイッチを接続し、ハンドルに
仮固定する。取出した配線2本とギボシで接続して
テープを巻いて絶縁処理をする。

・キャリパーを左右、キャリパーサポートを使用して
フォークに仮固定する。

・ホースとフィッティングの取り回しを決定して、
全箇所締め忘れが無いように組み込む。

・ミラーは純正ミラーを使用したいので、POSHの
ユニバーサルミラーホルダーをスイッチボックスと
マスターの間に入れ、ミラーをホルダーに装着する。

<フルード充填>
・フルードが跳ねたときのために、タンク付近を養生する。
ブレーキタンクの蓋を開けておく。

・11mmのメガネと注射器を使用して、キャリパー側の
ブリーザーからフルードを注入する。
メガネを開けて注入→締めてピストンを引き抜いて
フルードを追加 の繰り返しを2〜3回で、タンクに
フルードが上がってくる。


・マスター側のブリーザーにホースとフルード受けを
繋いで、11mmのメガネを使ってエア抜き。
レバーを数回握って、握ったままメガネを開ける
→フルードとエアが抜けたら締める の繰り返し。
タンクが空にならないように注意して、フルードを
継ぎ足しながら作業する。


・何度かやった後、同様の手順で左右キャリパー側
でエア抜きをする。

・最後にまたマスター側でエア抜きをして、エアが
出てこなくなったら終了。


<取付け完了>

雰囲気を一気に変え過ぎないために、純正ミラーを使用。
本来はM10用だけど、穴が貫通しているミラーホルダーを
使用してうまくいった。サビてるので新品が欲しい・・・


こうしてみると少しゴチャゴチャしてるような気がする
けど、慣れの問題かな?
タンクが裸なのは何だかレーシーな雰囲気が出て良い。
ビレットのタンクとかキャップを装着しようか悩んだ
けど、暫くはこのままでいってみよう。


ホースの分岐部分は、三つ又の裏側でこんな感じ。
純正の部品を流用しながら、ゴムのグロメットを挟んで
ホースの分岐部分を固定。結構良い感じに出来たと思う。


ホースの取り回しはこんな感じ。
マスターから分岐部分までは、ビローンと三つ又の
前を通すと格好が悪いので、一度ライトの横に
引き込んで、タイラップで固定してます。


ホースの余り具合はこんな感じ。
ジャストな長さが半額で入手できてラッキー。


<インプレ>
まず、ハーレー以外のバイクだと当たり前だけど
レバーの位置調整出来ることに感動w

パッドが新品なので暫くは馴染ませる必要があるけど
少し走って、まず大きく感じたこと。

コントロール性が非常に高い。

多分これがラジアルマスターの醍醐味なんだろうな。
今までのブレーキは何だったのと言うくらい、
操作しやすい。ノーマルの操作性が0・1と表現される
理由がわかった気がする。

試しにリアを使わずフロントだけで、それなりの
スピードを出してから急制動してみた。
荷重がフロントに大きくかかり、フォークの沈み量を
冷静に感じながら停止。

今まで聞いた事の無かったスキール音を初めて聞いた。
限界点が何となく分かるので、ロックしないように
調整しながらの急制動ができる。

軽いバイクだったらおふざけでジャックナイフとか
できちゃいそう。

絶対的な効きは、想像よりは弱め。
それでもノーマルよりは断然効くし、コントロール
しやすいので思い切って使える。
馴染んでないってのを考慮しても、十分過ぎる。

ブレーキに安心感が出たので、飛ばしたくなる。
峠に行ったら楽しいだろうな〜。

走り出して10kmくらい遊んでいると、ブ〜ンと
停止前に鳴くようになってきた。
一応パッドの角は落としたし鳴き止めグリスも
使ったんだけど・・・

もしかしたらローターが歪んでたりするのかも。
もう一度パッド角落とし直し&グリス塗り直し
してみてダメだったら、ローターかな。

2 件のコメント:

  1. めっささんこんにちわ。

    完成しましたね~ホースの取り回しもいい感じですね~
    ホース類はナップスですか?

    僕もUSプーリーに変えました。
    めっささんの作業を参考にしたので結構楽でした。

    あとプーリーのスペサーはどこで入手したのですか?

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  2. >ミッチさん
    ようやく完成です・・・って案外早かったですがw

    取り回しは少しこだわったこともあって、なかなか
    良い感じに出来てお気に入りです。

    ホースとフィッティングは、近所のライコランドで
    ステンブラックが15%〜半額と値引きされていたので
    ライコで揃えて、足りないのはナップスでした。

    USプーリー良いですよね!
    自分のは、TrampのキットなのでTrampが独自に
    スペーサーを作成しているものです。

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