2008/10/31

ダイノマシンで計測

サンダーマックスを弄り始めたら、
年調の具合やセッティング効果が気になって来た。

ってことでNAPS三鷹東八店でダイノマシンに乗せてきました。
予約もせず行ったけど、すぐに計測できるとのこと。

注意が必要なのは、何回転まで回すか指定する必要があること。
幸い事前にサンダーマックスを弄って、レブリミットが
6500rpmに設定したと自分で判ってたので、6800rpmまでにした。

回転数を読み取るクリップを付ける場所の候補が2カ所あるらしく、
コイルかプラグワイヤー。コイルはケーブルを束ねている被膜?を
少し切る必要があったけど、プラグワイヤーはノイズが酷い。
正しく計測できなきゃ意味が無いので、コイルで計測。


計測方法は2つメニューがある。
1)ベースマップ測定(¥3150)  :4速固定で計測
2)フルコースマップ測定(¥5250):各ギアで色々な方法で計測
値段もそれほど変わらないし、迷わずフルコースを選択。


ダイノマシンに乗ったスポーツスター。
ガラス張りなので自分が映ってバイクがよく見えないのはご愛嬌。


計測風景。
PCの画面を見ながら(多分回転数を見てた)、右手でスロットル操作。
左手はクラッチレバーは全く触れずに、ダイノマシンのボタン?を
操作してたような・・・。


計測が終わると、結果を紙で印刷して色々説明やアドバイスを
して貰えた。


・4速での最高パワー、最高トルクを測定したグラフ。
・右上がりのグラフがパワー、水平のグラフがトルク。
 下部のグラフは空燃比。数字が多いほど薄く、少ないほど濃い。
・低回転時で最大トルクに近いトルクが出てるのは、かなり凄い。
 谷らしい谷もなく、綺麗で水平に近いカーブなので、
 乗りやすいセッティングが出来ている。
・空燃比は12〜13が適正。低〜中回転は問題ないが、高回転で
 急に濃くなっている。回す乗り方ならばここを薄くすれば
 もっとパワーが出る。
・発信直後の空燃比が天井に達してるのは、計測上仕方ない。


・2速で、パーシャルで5000rpmまで上げた後スロットルを閉じ、
 再度全開にしたグラフ。
・最大トルクが出る3500〜4500rpmが一番スロットルの反応が
 良くなる。4000rpmで再度全開にしたカーブが垂直に近く、
 スロットルの反応が良いことがわかる。
・ただしそれ以降が右上がりになっているのは、このあたりの
 空燃比が濃いから。空燃比のグラフがまさにそうなってる。


・緑が2速〜5速でシフトチェンジしながら計測したグラフ。
 青が2速、赤が4速固定で計測したグラフ(先に計測した
 データを重ねて表示)
・シフトチェンジ時にグラフが飛ぶのは計測上仕方ない。
・2/4固定のカーブと、シフトチェンジしながら計測した
 カーブがほぼ重なっているのは良いこと(詳細忘れた)。


いわゆる最大パワー、最大トルクはどうやら4速で計測した
数値ぽい?だとすると

 最大パワー:46.6ps(6000rpm付近)
 最大トルク:6.3kg-m

BURN!のWEBページに掲載されている883の計測結果は、
ノーマルで最大パワー40.28ps、最大トルク5.23kg-m。
15%のパワーアップと20%のトルクアップなら、上々?

ちなみにダイノマシンの計測値は、色んなロスのせいで
メーカー公表値の2割減くらいになることが多いらしい。

【結論】
高回転時の除き、ほぼセッティングは完了っぽい。
乗った感触で確かめた低・中回転のセッティングは
やっぱり良い感じになってたので、良かった。

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memo:
20081031a0000000.slk:測定時に使用
20081031b0000000.slk:帰宅後に高回転側を薄めに変更

2008/10/27

内圧コントロールバルブ

噂ではすごい効果を発揮するという。

具体的には、
・振動軽減で加速がスムーズに
・低速のギクシャク感の軽減
・燃費向上
・強すぎるエンブレが弱まる
・最高速アップ
などなど・・・。

原理的には、通常はピストンが動くたびに増減を繰り返す
クランク内の空気圧を下げるというもの。

ピストンが降下するときはクランク内圧が上がって、降下時の
負荷が高まってピストンが動きづらい。
内圧を下げておくと、ピストンの上昇時の負荷は上がるけど
内圧が高いときのピストン降下よりは負荷が少ないらしい。

注射器の出口を塞いで、ピストンを動かすことを想像すれば
イメージ沸きやすいかな。


ちなみに、クランク内圧をコントロールする目的で市販されている
製品は¥15,000〜で気軽には手が出せないので、本来は別用途の
ワンウェイバルブを流用。1個¥1,000也。

多分、ガソリンタンク用かな?

取付は非常に簡単。
スポーツスターはシリンダーヘッドにブリーザーボルトがあって
それがエアクリ内まで延びてる。Myスポは途中からシリコンの
ホースになってるので、そこに差してタイラップで固定するだけ。


エアクリのフィルターを戻すとこんな感じ。
非常に納まりが良い。



カバーを付けて試走。
うーむ、よくわからん。というかパワーダウンしてるかも?

多分だけど、ワンウェイのバルブが働いていない。
吸気方向でバルブの蓋が閉まるはずなんだけど、内部の
ボールがある程度の吸気圧が掛からないと動いてくれない。
エンジン側が下になるように垂直にすれば、ボールが
閉まりやすくて良さそうだけど、配置換えがすごく面倒。

パワーダウンしてるっぽいのは、バルブの排気方向の負荷か
径が小さめだから?

とりあえず戻って来て、すぐに外しちゃいました。
バイク屋で良いパーツがあったら工夫してみようかな。
そのうち。

2008/10/26

タイヤ磨き

スポーツスターのアルミホイールは、恐ろしいほど汚れる。
白サビというか何と言うか、曇る。

メッキの様に光り輝くと噂のホワイトダイヤモンド
使ってみた。

Before:


After:


わかりづらいけど、反射してるキャストの輪郭がはっきりしてる。
綺麗になったのは確かだけど、あまりにも酷い場合はマザーズの
方が強力でいいかも。これは仕上げor日常手入れ向けかな。

シフトペグ交換

横浜の一国オートにて。



初めて行ったんだけど、国道一号沿いにあるわけじゃなくて
国道15号沿いの、首都高生麦ICの近く。


購入したのは、一国オリジナルパーツの
「ビレットシフターペグ・ラバータイプ(ブラック)」。

ラバーが巻いてあるからビレットっぽくないけど、
シンプルで主張し過ぎず、でもシャープなデザインで
なかなか格好良い。

もう少し短い方が良いかもしれないけど、ステップが
せりだしてるせいでこれくらいが丁度良い。



シフトの操作感はなかなかGood。
細くなったおかげで、ソールの厚いブーツでも足が入りやすい。

純正ペグはブーツの痛みが激しかった。
多分、狭い隙間にブーツを入れる時に擦れたり、
ペグが角ばっていて負担になっているから。
このペグは細いし角ばってないし、良くなればいいな。


お店の人に純正ペグの外し方を訪ねると、取付時の
ロックタイトの量次第で、結構大変らしい。

でもまぁ、何とかなるだろうと会計をしていると
メカニックの方(帰って調べると社長さんだった)が
取付けましょうか?と。何と、工賃はいらないとのこと!
お言葉に甘えて交換して貰う。

人柄の良い人で、お店の雰囲気も入りやすかったので
何かあったらまた行ってみよう。

2008/10/25

ETC格納場所決定

ようやくETC本体の格納場所が決定。

結局、納めたのはシート下。


ECUとかの配線がごちゃごちゃしてたのを整理して、
狭いけど何とか、やや無理矢理納めました。

元々ECUがあるんだし、それほど防水には気を遣わなくて
良いかもしれないけど、念のため適当に処理。


ついでに、ECUを固定する樹脂プレートに謎の穴が
開いていてリヤフェンダー裏から泥水が侵入してきて
シート下が汚れていたので、塞ぎました。


ここって予備プラグとか車検証くらいは納まりそう。

続・IACオート(3)

前回の続き。

やっぱり、劇的に改善されたのはIACの関連みたい。

初期化をきちんとしなかったせいでIACオートが適切にされず
間違った補正がされて、IACがうまく働かなかった、と想像。

AFRvsTPSのマップを初期状態に戻してみても、
トルクフル&スムーズな感じは変わらず。

でもまぁ前ほどモリモリ感は無い。前に作った調子の良い
カーブはそれなりに効果があったってことみたい。


しかし、初期化の手順を正しくしなかったせいで
今までかなり無駄に乗っていたと思うと・・・。

まるで排気量アップしたみたい。
恐るべし、サンダーマックス。

2008/10/22

続・IACオート(2)

IACはアイドリング中だけでなく、走行中も効いているらしい。
つまり、IACは走行状態に関わらず空気流入量の最低値ってこと?

ってことは、IACオートの補正結果はAFRに大きく影響!?

と考えて気づいたのが、昨日「セッティング完了」と書いた件。

AFRのマップを空気薄めにしたのが影響したんじゃなくて、
IACオートの補正結果の値がマイナスにされていたのを
修正したのがAFRに影響したんじゃ?

検証のため、今度試してみること↓

1)AFR vs TPS のマップを元に戻す(濃いめにふる)
→これでパワーダウンしたら、セッティング方法は
 間違ってなかったことになる。

2)IACオートのマップをマイナス状態〜高めで変化させる
→1)の後にこれで変化があれば、IACがAFRに大きく影響し
 セッティング方法が間違ってたことになる。

ちなみにリンクしたまま直接PCでマップを編集すると、
編集結果はリアルタイムにECM内のマップに反映されて
初期化作業も必要ないらしい。

続・IACオート

衝撃の事実が発覚。

前回の記事で「IACオートを自動的に補正させなくする」
方法として↓と書いた。

マップ更新して初期化後、1回だけ始動>即停止をするだけ。
それ以降は始動してもIACオートは実行されず、
青のマップがIACの設定値とされる。


ここで言っている「初期化」の手順がそもそも間違っていた!
正しい初期化手順は以下の通り。

1)キルスイッチRUNを確認し、イグニッションONにして30秒待つ
2)イグニッションOFFにして30秒待つ
3) 1)〜2)をあと2回繰り返す(計3回、ON〜OFFを繰り返す)
4)始動>即停止を2回繰り返す

今まで、4)はやっていなかった!つまり初期化できてなかった!
今回は、それを正しく(と言ってもまだ1回足りないけど)初期化
しただけだった・・・。

ってことはIACオートって始動>即停止後にやるのが普通であって
前回偉そうに書いたアイデアは間違ってたってこと??
うーん、マップを見る限り、IACオートは実行されてないんだけど・・

2008/10/21

IACオート

IAC = Idle Air Controlの略。

スロットルOFFの時にアイドリングを調整してくれる
空気の流入量に関する設定項目。
キャブ車でいうスロージェットみたいなもの。

それをマップとして作成するわけだけど、(半)自動で
作ってくれるのが「IACオート」。

車体の固有差を吸収しながら、最適なIAC設定値を
自動的に探してくれて、アイドリングを安定させる機能。


な、はずだけどアイドリングが安定しない!
IACオート実行後に車体からデータを吸い出してみると。

黄色がZipper's純正マップの設定値。青が変更した値。
緑がIACオートで補正された後・・・って、マイナス!?
このせいでおかしくなってた??


解決方法としては
1)青の値を事前に高めにしておく
2)自動的に補正されないようにする

2)はIACオートそのものを否定するようで本末転倒だけど、
IACオートは「1回目の始動時にだけ補正結果が記録される」って
制限がある。
また、その初回始動中にECMに常温〜150度くらいまでを
体験ないと、全温度域の補正結果が出来ない。

めんどいので、2)を選びました。やり方は簡単。

マップ更新して初期化後、1回だけ始動>即停止をするだけ。
それ以降は始動してもIACオートは実行されず、
青のマップがIACの設定値とされる。

実際に吸い出してみると。

補正されず、緑が青と重なってる。

セッティング完了

ここ最近、ほぼ毎日サンダーマックスをチューニングするために
マップを作っては試し、作っては試し・・・
試行錯誤してようやく良い感じにセッティングできましたよ。

空燃比をやや薄め、点火時期もちょっと弄った結果、
モリモリ&スムーズな感じでかなり気持ち良くて楽しいです。

各ギアで走れる最高速度が5〜10km/h増えた感じ。
タコが無いから判らないけど、同じ回転数でのトルクが増えた?
減速したときにギアを落とさなくても、低めの回転数でそのまま
トコトコトコっと再加速。

O2センサーはこれで暫くいらないな〜。
ってことは5万円浮いた!!

オイル交換



前回から大体5000km弱走ったので交換。

MOTULのオイルは良かったけど高いので、毎回はきつい。
今回はハーレー用として安くて有名なREVTECHのオイル。

エンジンは化学合成油の「SYNTHETICエンジンオイルSAE20W-50」、
プライマリーはスポスタ用の「ギア&チェーンケースルーブ」。
ついでにオイルフィルターはK&Nのパフォーマンスフィルター。

値段は忘れたけど、エンジンオイルが1800円、プライマリーオイルが
1000円くらいだったかな。

総走行距離:11,120km
2008.10.21

2008/10/18

グローブ新調



以前から使っていた3シーズングローブを、オイル塗りすぎて
駄目にしてしまったので、新調。

ペアスローブとか有名どころのお洒落なやつにしようかと思ったけど、
JRPという日本のメーカー(知らなかった)のグローブが
かなり手にフィットして、作りも丁寧だったので気に入って購入。
革製品を新しく買うと嬉しいわー。

手の甲の側が牛革で、耐久性・安全性・見た目が良い。
手の平の側が鹿革で、柔らかく手に馴染み、操作性が良い。

黒は地味だけど、汚れが目立たないので楽。
タン色のは汚れが目立って目立ってorz

寝坊

4時半起きの予定が、5時間寝坊してしまった。

でも晴れっぷりがまさに秋晴れという感じで空気が澄んでる。
引きこもってるのは勿体ないので、とりあえず出発。

大観山に到着して顔を見上げて、びっくり。
富士山が冠をかぶってました。
今週のうちのどこかで雪が降ったのかな〜。



元々は南伊豆まで行く予定だったけど、既に昼。
お腹が空いたので、伊豆スカを亀石で降りて伊東まで。

「ふじいち」で食べた「おまかせ丼」、うまかった〜。
秋冬は魚が美味いな〜。味噌汁も温かくてうまい。



そういえば途中でロイヤルエンフィールドとXR1200を見た。
実物を見たのは初めて。

ロイヤルエンフィールドは西湘バイパスを60kmくらいで走って
トラックに煽られてたけど、優雅に無視してた。
XR1200は意外と安っぽくなかったけど、格好がいまいち・・・。
あのバックステップ、安く移植できないかな。

2008/10/14

サンダーマックス奮闘記(3)

サンダーマックスは、ファームウェアを更新すると
色々機能が追加されるぽい。スマートリンクIVの、

 Configure > Firmware > Check Firmware Upgrade

で、インターネット経由で最新のファームウェアをDL出来るけど
試してみると何故か失敗。何もメッセージも出ない。

仕方ないのでサポートにメールすると、最新版の4.8が
直接メールで添付されて送られてきた。


早速、更新してみた。PCとモジュールをリンクさせた状態で

 Configure > Firmware > Upgrade Module Firmware Now

を選択すると、ダイアログが開く。
イグニッションOFFで20秒待った後、再度ONにしろと。
言われるままにすると、ファイルを選択する画面。
メールで入手した4.8のファームウェアを選択。

するとまた、OFF>ONのダイアログ。
その後でようやく書き込み開始。

暫く待つと完了し、またまたOFF>ONのダイアログ。
従うと、何故か開いているマップの書き込みが始まる。
マップは書き込まなくても良かったんだけど、
まーいいやとそのまま進める。

 Help > About smartlink

で確認するとバージョンが4.8になっていたので、
無事に成功したらしい。


ちなみに新バージョン(元の4.4から結構飛んだけど)では

・エンジンチェックランプが点灯する温度が少し上がる
・アフターバーン軽減(スロットルOFF時の燃料カット)
・スピードメーターのキャリブレーション機能

とかが追加されているみたい。
エンジンチェックランプは、夏に高速走行を続けると
たま〜に点灯していたのでビビッてたけど、
実際は問題無いのに警告が出てた、ってことらしい。

他はあまり関係なさそう。

前回のマップの効果の確認を含めた試走は、また今度。

サンダーマックス奮闘記(2)

BURN!のMapを元にセッティングを変えてみる。やりたいのは、

1.燃調を少し薄めに(KromeWorks用のセッティングを北米純正向けに)
2.アイドル回転数変更(656rpm → 700rpm〜750rpmくらい)
3.レブリミットが6800になっているのを6000回転に変更


まずは、ソフトウェア(スマートリンクIV)のアップデート。
メニューの「Configure > Smartlink Update」でも出来るけど
最新版はThundermaxのHPから2008.1.1 FULL VersionをDLする。

最新版は、設定項目が増えてるみたい。

オープンループ(O2センサー無し)とクローズドループ(有り)で
設定可能な項目が変わるみたいだけど、設定項目一覧は以下。
※意訳

○Front Cylinder Fuel
 →スロットル開度に応じたフロントシリンダーの燃料
  (256rpm毎に設定可)。

○Rear Cylinger Fuel
 →スロットル開度に応じたリヤシリンダーの燃料
  (256rpm毎に設定可)。

○IAC Curves
・Idle Speed VS Engine Temperature
 →エンジン温度に応じたアイドル回転数。
・IAC Stop VS Engine Temperature
 →エンジン温度に応じたIAC(空気取入量)の設定。

○Air Fuel Ratio Curves
・Air/Fuel Ratio vs TPS(Open Loop Use Only)
 →スロットル開度に応じた空燃比の目標値?
・AFR Correction vs Engine Temperature
 →エンジン温度に応じた空燃比。多分これのお陰で始動性が良い。
・AFR vs Engine Temperature(Closed Loop Use Only)
 →エンジン温度に応じた空燃比の目標値?

○Ignition Timing
・Rear Timing vs TPS
 →スロットル開度に応じた点火時期。
・Timing vs Engine Speed
 →エンジン回転数に応じた点火時期(下の設定とリンクする)。

○Ignition Timing vs TPS
 →スロットル開度に応じた点火時期(256rpm毎に設定可)。

○Air/Fule Ratio vs TPS(Closed Loop User Only)
 →スロットル開度に応じた空燃比(256rpm毎に設定可)。


サンダーマックスは基本的に、「ベースマップ」というものを基に
差分の設定だけを行う。絶対値は判らないけど、簡単と言えば簡単。


手を入れたのは、下の2つだけ。
・Idle Speed VS Engine Temperature
 →アイドリング回転数の下限を704rpmに変更。


・Air/Fuel Ratio vs TPS(Open Loop Use Only)
 →全域を6%ほど薄め(AFRで6%プラス)に変更。


点火時期は以前からZippersのモジュールのマップ作成を得意している
Burn!のマップそのままがベストかな〜と思って触らず(触れないし)。



注意点として、スマートリンクIVはハージョンアップをすると
オープンループのマップが強制的にクローズドループ用に変換される。

O2センサー無しの環境での対策は、マップを開いて
 Configure > Closed Loop MODULE Settings
をメニューから選択、
 Closed Loop Processing (Map)
のチェックを外すと、マップがOpen Loop用になる。

その後、書き込み時に「クローズドループに変更するか?」という旨の
質問が来るけど、キャンセルを選択すればいい。

2008/10/13

那須ツーリング

スポスタ3台で那須までツーリング。

当日早朝。
出発前にバッテリー充電が終わって、ECUのマップ書き換えを
してみようとしたら、何故かPCとリンクしない。
諦めて、前日夜に入れた、Zippersが用意している
XL883のマップ(アイドル回転数だけ768rpmに変更)で走り出す。

東北道に乗る手前で、取付けたETCのアンテナがぶらぶら
してることに気づく。
やばそうなので、コンビニでビニールテープを買って応急処置。



久しぶりに走る東北道では、スポスタが妙に多くて
5台くらい抜き去った。箱を積んでたのもいました。

那須IC出口の渋滞ぶりはひどかった。
でもすり抜けてみると、並んでるのは有人のゲートだけ。
今回はETCを取付けたので、優越感に浸りながら颯爽と通過。



降りてからの渋滞もひどかった〜。
天気も良くて、空いていれば気持ち良さそうな道ばかりなのに
かなり残念。


着いた目的地は、奥那須にある「北温泉」。
明治時代からある旅館らしく、凄みのある門構え。
建物の中も、1階→1.5階?→1.25階??→B1階・・・。
迷路みたいな構造。


温泉は凄く良かった。
熱めの源泉掛け流し。すごーく温まった。
人が絶えず、メインの湯船の写真が撮れず残念。
詳細レビューは後ほど。


昼はまさにB級グルメ、こばや食堂の「スープ焼きそば」。
ラーメンの麺でソース味の焼きそばを作った後に
しょうゆ味のスープに沈めたものらしい。
特別美味くもないけど、癖になりそうな味。


帰りの東北道も渋滞がひどかった・・・。
この時期は、早朝に現地着いてないとだめだな〜。

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ECUのマップについて感想。
・濃い目で吹上がりが悪い。BURN!の奥川さんはやっぱり偉大だった。
・高めのギアでギクシャクする。BURN!のマップはモリモリ加速する。
・768rpmは良い感じ。小気味良い3拍子もどきで加速も悪くない。

BURN!のマップをベースに、燃調を少し薄く、アイドリングを少し高めがベスト?

ETC取付け

※本記事を参考にしてどんな問題が発生しても責任は持てません。

ETCの取付をしてみました。
軽自動車セットアップ済の車載機を使用する、いわゆる自主運用。
NEXCOの規約的にNGですが、法的には問題無し、という解釈が多いです。



防水、防振用に100円均一で色々購入。

・タッパー:入れ物。しっかりと蓋を閉めれるタイプ。
・袋   :チャックで閉めれるタイプ。
・乾燥剤 :水が侵入したときのため。色が青から赤に変わる。
・ハトメ :配線をタッパーから取り出すため。

ハトメは結局使わず、タッパーの端を削ってそこから配線を取出し。
この他に、プチプチを緩衝剤として使いました。

アンテナは当然防水仕様になっていないので、処理が必要。
アンテナのケースを開けて、ホットボンドを流し込む。
ケーブルの出入り口にも。




さて、問題の取付け場所ですが「リヤフェンダー裏」です。
シートを外すと見える、インジェクションコントローラ。



こいつを固定している樹脂製のパーツ、外れます。



外すとポッカリ穴が開いて、タイヤが見える。
この樹脂製のパーツの裏側(タイヤ側)に固定します。

当然、泥水や石が当たる可能性があり、危険。。。
でも、外から見えないようにするには、多分唯一の場所?


タッパーと樹脂製パーツそれぞれにドリルで穴を開け、
ボルトで固定。



これにETC本体と緩衝剤、乾燥材を入れて蓋を閉める。
そして元の場所に戻す・・・予定だったのだけど、
タッパーが大きすぎてフェンダーの穴に入らないorz

しょうがないので、フェンダーの裏に手を回して
裏側から手探りで装着。かなり大変だった。
もう少し小さめのタッパーが良かったな〜。


電源は、テールランプに繋がるケーブルの束のうち
オレンジのケーブルを、シート下で分岐して使用。
このケーブル、テールランプのボックス内までは
延びているのに実際には使われていないっぽい?



アンテナは、ライトの上のカバーに両面テープで固定。
角度が浅そうだけど、とりあえずこのまま。。。
ケーブルはタンク下に通しました。タンクは前後1本ずつの
ボルトを外すだけで、簡単に持ち上がります。


早速走行テストしたところ、無事バーが開きました。
これは良い。。。並んでる車にちょっとした優越感。。。

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追記:

予想はしてたけど、大きめのギャップでリアが沈んだ時に
フェンダー裏のタッパーとタイヤが接触。
タッパーが割れちゃいました。ここは駄目だ。。。
スポーツスターは本当に収納場所が無いなorz

2008/10/11

サンダーマックス奮闘記(1)

BURN!HD-SPRTSで購入したサンダーマックスには、
クロームワークスの抜けの良いマフラー向けのマップが入ってます。
現在、北米純正のサイレンサーを装着をしているので、
燃調しなおせばもっとトルク/パワーが上がるのでは?

ということで、サンダーマックスのセッティングに
チャレンジすることにしました。

本当はO2センサー(Auto-Tune Module)を追加購入すると
目標空燃比に合わせ自動燃調してくれるんだけど、
貧乏なので・・・。


まずはPCとの接続で苦戦。

USB-シリアル変換ケーブルをPCに接続、サンダーマックスに
付属してきたシリアルケーブルを使って、シート下の
ECU本体に接続。

スマートリンクIVをインストールしたノートPCで
「LINK」ボタンを押してみるも・・・



むむむ。



ボタンも赤いまま。緑になるはずなのに・・・。

キルスイッチか!?と思ってもONになってる。
PCとの相性かと思ってデスクトップPCと接続してもダメ。
スマートリンクをバージョンアップしてもダメ。

なんでだ〜と思ったら、イグニッションONにすると無事リンク。
ACCで十分かと思ったら、ECUにはACCじゃ通電されない模様。



無事、リンクボタンも緑になりました。
早速、現在インストールしてあるデータを吸い出そうと

File > READ Module Maps and Settings

をメニューから選んでも、
「Module内のMapと同じ名前のMapを開け」
と言われる。

マップはエンジン、カム、エキゾースト、サイレンサー等
細かい部位ごとに準備してあります。
が、XL用のマップは一つも無い・・・。

多分スマートリンクIVと一緒にPCにインストールされた
んだろうと、ソフトウェアのアップデートをかけてみると
無事、同じ名前のMapがインストールされました。


ようやくBURN!のマップを吸い出し。
基本設定(画面左の Module Settings > Basic Settings)を
開くと、アイドリング設定やレブリミットの設定が見れます。
アイドリングは656rpm、レブリミットは6800rpm。

細かい空燃比や温度毎のアイドリングは別途調整できるはず。

面白いのはログが見れること。


↑回転数のログ


↑エンジン温度のログ

特に最近は、かなり回し気味でスポーツ走行をしてるつもりだったけど
1500〜3000rpmで走ってることが殆ど。2000rpmが一番多い。

4000rpm以上は一気に減っている。
ある回転数からハンドルの振動が細かくなって手が痺れるように
なるのは、このあたりかな?

エンジン温度は184℉(約84℃)以下が7割くらい。
真夏に渋滞はまったりとかはまだ無いからなぁ。
オーバーヒートの心配は今の所無さそう。


今日はここまで。

2008/10/09

タコメーター




スポスタには、シンプルでドラッグレーサーちっくな
シングルメーターが似合うと思う。

シンプルでスピードメーター内蔵型のタコメーター無いかと
調べてたら、発見。これ、超かっこいい!

純正のメーターは何気に高性能で、
オド/トリップA/トリップB/現在時刻を切り替えて表示できる。
でもこいつは油温とか油圧とかが表示できる。

ところで値段を見ると、・・・\105,000だと!
リアルに一桁見間違えたぜ!!

10万kmくらい走ってまだ欲しかったら考えよう〜orz

メーカーURL
motogadget

2008/10/08

ETC取付場所

スポスタのETC取付場所について考えてみる。

ディーラーに頼むと、革のバッグに入れてフェンダーレール
付近に固定される。スポスタには収納場所が無いから!
でも、外付は格好悪いなぁ。

付けるならどこがいいんだろうかと、車体をジロジロ眺めてみた。

1)シート下
ここに収まれば理想的。雨水もある程度しのげるしスマート。
だけど、本当に余裕無し・・・。

2)ダウンチューブ下
ここ。
この位置ならバッグに入れても目立たないし、適当な安いバッグを
紐でくくり付ければいけそう。配線はタンク下を通す感じ?
このプレートはどうやってついてるんだろう?

3)ナンバープレート裏
意外と良い感じで収まりそう。
配線もテールランプから取れそうだし。
でも少し目立つかも。

4)リアフェンダー裏
正確には、シート下のECUが固定されている樹脂プレートの裏。
実質的にフェンダーの内部になるので、跳ね上がった泥水や小石が
心配。樹脂プレートと固定するのも強度的に怪しい?
もちろん完全に隠れるので、課題が全部クリアできればベストか。

楽そうなのはダウンチューブかなぁ。

---
追記:
リグニスというバイク屋から
ダウンチューブ下に良い感じに装着できるケースが発売されてた。
けど、高い・・・。これ

2008/10/06

サンダーマックスのセッティング

先日のツーリングで後ろを走って貰ったいのさんから、
ガソリン臭いと指摘。多分、燃稠が濃い。

セッティングしようとすると、ECUをPCに繋いで
マップを自分で作って書き換えないといけない。
コツを掴めば金もかからず楽かもしれないけど、
結構敷居が高い。

本当はO2センサー(製品名:Auto Tune Module)を
付ければ、走行中に学習機能が働いて、理想的な
空燃比に近づけたマップを作成してくれるらしい。
山に行っても自動でセッティング。

凄いけど、高い(約6万円)。
とりあえず、PCとの接続方法から調べてみよう・・・。

2008/10/04

芦ノ湖周遊朝練

今日は天気が良くてツーリング日和・・・
なのに参加者2人!!皆来れば良かったのに〜〜!!!

ルートは、こちら

今日の目的は、皮むきが終わったタイヤでワインディングを
ちょっとだけ攻めてみること。
箱根スカ〜芦ノ湖スカは、比較的タイトなカーブが多くて
環境バスやファミリーカーも少ないので、近場ではお気に入り。


途中の三国峠にて。

少しボケてるけど、富士山がすっきり見えて綺麗。
日差しが温かくて、まったり休憩。

実は、途中寄る場所を全く決めてなかったので、休憩しながら
調べる。近場で良さげなところがあったので目標設定!

到着した温泉は「箱根高原ホテル」。


詳細は温泉レビューを参照。

掃除のおばちゃんが、妙に親しげに話しかけて来て
無理矢理、石鹸とひげ剃りを手渡されて和んだ。

かなりくつろげで、体もほぐれました。
近場で良い所を見つけたな〜。


お腹が空いて来たので、事前に調べた蕎麦屋へ向かう。



竹やぶの中にある蕎麦屋「竹やぶ」。
モダンな雰囲気の、大人向けの蕎麦屋。





バルコニー風の席に案内されて、窓から見えるのは竹やぶ。
窓の下には川が流れていて、せせらぎが聞こえる。
やばい、超癒し系大人の隠れ家!!!!!

頼んだのは、「田舎そば(¥1,050)」。
メニューには、粗挽き細打ちと書いてあった。



香りが強くて、かなり好み。

つゆも薬味も少ないけど、そば自体の風味が強いので
そのまま何を付けずに食べてもおいしかった。
最後は塩を付けて食べた。うまかったーーー。



店の入り口にはこんな注意書きが。
潔くて好感が持てる。


食後は眠気と戦いながら、仙石原を通って御殿場ICへ。
すすきを見ようかと思ったけど、混んでたので素通り。

帰りの高速は、早めの時間帯だったので空いてました。
足柄SAのスタバでコーヒー休憩して帰りました。


今日は思いがけず、大人の贅沢的なツーリングでした。

箱根高原ホテル(元箱根)

芦ノ湖の近く、仙石原に向かう途中にあるホテル。
箱根で源泉かけ流しの温泉を調べて、たどり着きました。

・温泉
★★★★★
内湯と露天風呂、二つあってそれぞれ最高。
内湯:炭酸が含まれた熱めのお湯。体の芯まで温まり、
   寒い季節にはかなり気持ちよい。
   茶色い沈殿物は、炭酸で溶けた鉄分らしい。
露天:2007/11に増設した新しい温泉。広くはないけど
   とても綺麗でゆったりできる。
   露天風呂には石鹸&シャンプーが無いのからか
   宿泊客は一人もいなくて貸切状態。
   内湯同様、芯まで温まる気持ちよい温泉。


↑内湯


↑露天風呂

・施設
★★★★☆
休憩所あり。狭いけど座敷もある。自販機、売店あり。
日帰り入浴ではあまり使わないだろうけど足湯もある。
冷水機があったのは何気に嬉しい。



・価格
★★★★☆
大人700円(タオル付は800円)。

・総合評価
★★★★☆
温泉施設と違って日帰り客が少なく、穴場的な温泉。
広くはないけど空いていて、とてもくつろげた。
箱根近辺で空いていて泉質の良い温泉は少ないので
お気に入りの温泉になりそう。真冬にまた来たい。

・その他
シャンプー、ボディーソープ、ひげ剃りあり(内湯のみ)。
掃除のおばちゃんの人柄が良くて、かなり和んだ。