2016/12/14

オーリンズ正立フォーク新型RWUファーストインプレッション

そういえばまだ書いてなかった。

 
懲りずにSLYへ。。。

転けたまま今シーズン〆るのも精神的にあれだしとりあえず行こうよと誘われ
まぁ確かに一理あるので、絶対スロットル開けない、フロントフォークの具合をちょっと
確かめる程度と心に固く決めて。

 
こっち面はまだこんな感じですが。

 
こっち面は綺麗です。
こんだけ引くと分からないけど、フォークの突き出し量は20mm。


プリロード初期値、圧側13クリック、伸び側12クリックで走行開始。
ちょいオーバーステア気味が好きな自分としてはコーナーでフロントが重く感じる。
微調整でなんとかなりそうな範疇。

明らかに違うと感じたのは最終コーナー手前の下りからのブレーキ〜進入まで。
制動距離が短くなってるように感じる。思ったよりも減速し過ぎてしまう。
もしくはスピード高めのままコーナー進入する安定感が出たか、
減衰がしっかり効いてるお陰か、その両方か。

実際、最終コーナーに関しては他の緩いコーナーとは逆にラインがコンパクトに取れ
アクセル開けるタイミングも早く出来そう。
これは凄いなあ。減速も加速も以前より短時間でクイックにできそう。

その後少し設定を変えて、圧側8クリック、伸び側9クリックに。
これはフィーリング的にはイマイチだった。
でも何故か設定変更前と同じくらいの気の抜き方で走って1秒も短縮。
なんだろうなあ。

フィーリング的には、圧側は戻して、伸び側を強めにするのが良さそう?
また次回。


その他のこのフォークに関する特筆事項

・剛性感高し。これはデメリット無し。
・ステムがワイドになったせいかハンドル切るのが少しだるい。
・めっちゃ輝いてて日の下では目立つ。
・街乗り時は上質感が半端ない。疲労軽減になりそう。

2016/12/03

メーター周り

 
サービスマニュアルを眺めています。

スピードメーターが逝ってしまったため、メーター周りを刷新しようと
社外スピードメーターを取り付けようとしています。

最初は純正メーターまで来ている配線の中からスピードのパルス線を探そうとしたんですが
最近のバイクは電装系がハイテクになっていて、スピードやらタコやらガソリン残量やら
色んなセンサーからの情報が一度ECUに集まって、「データ」という一本の線で送られてるようです。

ならばECUに入る前にスピードパルスを探してしまえば良いだろうと。

 
見つけました。
ECUに入る直前の黒青の線。ここに割り込ませます。

配線噛ませたら電圧計を当てて、ジャッキアップして後輪を回してみたら
数Vでパラパラと変動するので当たってたっぽい。

 
デイトナのNANO2という小型デジタルスピードメーターを付けてみました。
なんかゴチャゴチャしてしまったな。。。
配線はバッチリで、この後試走して動作を確認。

真ん中のタコメーターはXR1200X純正です。
ホワイトフェイスでレーシーで良い感じ!

中古で買ったのでオドメータが前の車両の走行距離になってしまってますが
79,000km(元の走行距離)− 12,300km(購入時のメーターの距離) = 66,700kmを足すと覚えておこう。

 
キーONでこんな感じ。
オレンジ照明は良いなー。

でも、やっぱりシンプル化したいかも。。。

2016/11/26

ほぼ復旧

ミスミのステムを取り付けます。

 
ステムベアリングはハーレーで純正採用されているともいうTIMKEN製。
でも純正で付いてたのと型番も違うしクリアランスがキツ目でした。

 
ベアリングをステムシャフトに圧入するのに、先人の知恵を借りてSSTを作製。
塩ビ管と、ナットが溶接されてる板と、ネジ山が切ってある棒。
ステムシャフトが直径25mm強(1インチ?)なんだけどVP25という規格の塩ビ管はキツすぎ。
VP30を置いてるホムセンが近所になくて、少し探して周りましたよ。

 
養生しまくって組み込み。

 
ヤフオクで落札したヘッドライトバイザー、微妙に形状がスマートになってる。
以前は後ろ側に穴があいてて、何かに使えないかなーと思ってたけど埋まってしまった。

 
ホイールを組み込んでみました。
今回はXR用のワイドステムにナロー用ホイールを組み込むために、ローターの
スペーサーを作って貰ったんですが流石ミスミ、ばっちりキャリパーのセンターが出てて
念のため買って置いたシムが無駄になってしまった。

ちなみにキャリパーサポートとキャリパー本体を固定するボルトは
Boonのクロモリボルトがそのまま使えたので再利用してます。
少し色が暗めで、良い感じ?

 
ハンドルストッパーはボルト留め。
スペーサーがフレームと当たる作りになってます。

穴が2箇所空いてるのは、仕様によって選択可能とするため?予備?
片方だけ裏側に貫通してるので、折れた時に裏から押し回すことを考えたら
そっちを使って置いた方が良いのかな。

 
まあ折角貫通してるので、ブレーキホースの固定用に使ってみました。
ブラブラしないで良い感じ。

 
さて今回の最大の難関、プライマリーケースに残ったボルト、、、
転けたらダメージいくステップをこんなところにこんな細いボルトでマウントするのが
そもそもおかしいんだけど、ここしかないから仕方がない。

 
1/4インチ(6.35mm)のボルトに2mmの下穴を開けて、エキストラクターを突っ込んで噛ませて
タップハンドルでグリグリ回して、無事取れました。

実は最初、某APのドリル刃&エキストラクターのセットを買って来たんだけど、
下穴も全然開かないしエキストラクターも滑りまくりで、結局ホムセン何回か往復して
サイズ決め打ちで品質良さげなのを買ってきたら一発でした。
こういうのはケチっちゃだめだなあと勉強になりました。

 
左側のステップ周り、完成。
前回同様、XR1200用のシフト周りを使ってます。こっちのが後ろに下がって都合良いんです。
ベビーフェイスは補修パーツを買えるのでナイスです。

 
そんなわけで、とりあえず走り出せるくらいには出来上がりました。
寒いので試走はまた今度天気が良い日に・・・。

2016/11/20

大物パーツ到着

 
ついに黄金の脚を・・・!
化粧箱まで高級感が漂っております。

 
今年リリースされた新型正立フォークRWU。
減衰調整機構が無くなってボトムケースがシンプルに、デザインも倒立フォークに似てる。
アルマイト処理が少し暗めの落ち着いた雰囲気。

 
これはミスミでスポーツスター用として注文したからかな?
裏側に少し削ったような痕が残ってる。

 
トップキャップのデザインも倒立フォークを踏襲。
ちなみにRWUは伸側と圧側の減衰調整が左右で分離。
なので片方にPRELOADとREB、もう片方にはPRELOADとCOMPって書いてある。

 
ミスミ製のフロントフェンダー取付用ボルトとステー類。

 
これは多分オーリンズ製。

 
ミスミのステムセット。
いつか買うならブラックにしようと思ってたけどあえてのシルバーにしてみました。
何というか、ゴールドオーリンズと合わせて派手でアメリカーンな感じに。

注文した仕様は、XR1200用のワイドステムをベースに、13インチローター用サポート、
3/4インチのアクスルシャフト、現状の2.5幅のホイール用のカラー類がセット。

それと追加注文でブレーキローターをオフセットするためのスペーサー2枚。
これはXR1200用のワイドステムで細いホイールを組むために必要になってしまった。

 
見た目の割にめちゃめちゃ軽いのは、裏の肉抜きが凄いから。
案外表面の仕上げ処理は粗かったりするから気になる人は気になるのかな・・・

 
今日はとりあえずブレーキローターにスペーサーかませるところまで。
ちなみにスペーサーとセットになってた少し長めのボルト、
トルクスではなく六角になったのは良いんだけどインチ仕様・・・

2016/11/03

損傷具合をチェック…

 

落ち着いたので損傷具合をチェック。

右側から見ると一見綺麗でコケたようには全く見えない。。。

 
最初に、1番気になってたフロントフォークの歪みをチェックするためスタビを外して、
ブレーキかけながらストロークさせてみたら…実にスムーズ。フォークは無事?

 
 
 
見た目衝撃的なスピードメーターは交換するしかないけど、ラップタイマーが生きてた。
こいつセンサー付ければスピードメーターになるから、そうしちゃう?
で、元々メーターがいた場所にはタコメーターでも付けようか。

 
ついでに地味に面倒くさそうなETCのアンテナはプラのケースが割れただけで中身は無事っぽい。
どこかに収納してしまおうか。

 
 
ヘッドライト周りとスイッチボックスも傷はあるけど機能的には問題無し。

 
 
 
気になるステップ周りは…ボロボロだけど、実は結構補修用の部品がかなり手持ちであるから、
案外それでいけちゃうか?
あ、ボルトが折れて車輌側に残ってる(泣)エキストラクターは持ってないぞ〜。

 
ウインカー一個もげてるのも新品同様があるし、キャリア固定用の受けも何故かある。

なんだ、見た目気にしなければ案外すぐ直るじゃん!



・・・と思ったら。
 

 

外してみたらフロントフォーク左側、激しく歪んでおりました。

これで当面は復旧困難だと確定。チーン。

日曜日のチョッパーラン、間に合うと思ったんだけどなあ・・・また来年かー。

2016/10/31

久々に、派手にやってしまった

11/6のJoints Chopper Runに向けた練習としてSLYに行きました。
8:00に現地入りして9:00、10:25、13:05、14:55の4本を走りました。

朝一番での路面温度は何と6℃。じっくり柔軟体操程度に走ろうと思ったら1本目で43"175、
2本目で自己ベストの41"933が出てしまい。
午後から陽も出て気温も上がり、調子に乗ったところで4本目8周目での転倒でした。

下りながらの左ヘアピンを超えて左にバンクしたたまま加速しながらS字に差し掛かるあたりでリアが滑り出し、
スピードが乗ってることもあり勢いは止まらず、ややハイサイド気味に車体が起き上がった直後に
もう一度左に倒れました。その時の勢いで250kgもあるバイクが一度裏返ってメーターがひしゃげてます。

反省点はいくつもあります。
調子に乗って安全マージンを取ることを忘れてしまったこと、
気温が上がっただけで路面温度が上がってないのを感じられなかったこと、
フロントとリアタイヤを同時に交換してなかったこと、
車体を倒し過ぎた状態でラフにアクセルを開けてしまったこと、
補習部品の持参が足りなかったこと(そもそも身体も自走できなかったけど)などなど。

1番ショックなのは、ちょうど1年前にも同様の転倒をしてるのに繰り返してしまったこと。
これは良くない。
サーキット走ってればあることだよとは言って下さいますが、今回はもう少し注意していれば
避けられたことだというのが大きく、悔やんでも悔やみきれません。

身体方はお陰様で何とかなりそうです。足と腰を痛めましたが、昨晩救急外来で診察を受け、
エコーとレントゲンで内臓と骨を診て貰い、どちらも異常無しでした。
腫れと痛みが酷いの数日は安静にする必要がありそうですが、ロキソニン飲んで何とかなってます。
昨日の夜は痛みがどんどん増していって歩けない状態でしたが一晩で大分マシになり、
多分1週間もすれば大体治ります。

凝りませんが趣味はこれですので、いずれ復帰します。
パーツどうやって安く揃えようかが悩みのタネですが冬を越しながら考えます。


 

 

 

 

 

 

 


2016/10/12

車検と11年目のスポーツスター

 
2年に一度の車検にやってきました。

今回もユーザー車検、5回目です。
自分のスポーツスターは2006年登録の2007年モデルなので、これで10年経過。
10年って過ぎてみるとあっという間だなーと思います。

というか、2007年モデルがもう10年前って、すごいなー。
そりゃ良いおっさんにもなるわけですよ。

 
今回は偶然なのかユーザー車検の人が多かったですね。
後ろにいたどっかの人が言ってました。
ユーザー車検多いなー、バイク屋も商売あがったりだね、って。

バイクも壊れにくくなってるし皆必死で維持費浮かせて乗りたいんだし
時代の流れなんだろうなーと思います。

 
今回は音量測定で何度も引っかかって大変でしたよ。
883から1200になると排圧が上がって音量も増えるってことか。

色々やって、3回目でようやくパス。
というか2輪レーンだと回転数は車体のタコメーター見ながら測定されたから
タコメーターごにょごにょ(自主規制

 
次回は平成30年ですって。未来って感じ!
でもまた、すぐ2年後になっちゃうんだろうなあ。

ちなみに前回の車検時からの走行距離は17,000km。思ったより走ってる!
ということは、このペースだと平成30年の春くらいには10万kmの大台!?

 
せっかくなので気持ち良くオイル交換もしました。
時間無かったので面倒なフィルター交換は今回は無しで。

以前と比べるとメンテナンスが最近少しめんどくさく感じてしまうけど
あんまり無理しないのが大事ですね。気合い入れると疲れちゃう。

でも10年間で大きなトラブルが一度も無いのは、なんだかんだ言って
細かいメンテときちんと乗ってあげてるのが良いんだなと思います。

ベルトも切れてない、フォークシールも一度も交換してないで滲みすら無し、
定期的にホイールごと替えちゃってるけどホイールベアリングも全く問題無し。
エンジンは1年半前にボアアップしてるけど、ノントラブル。
スポーツスターでトラブル起きやすいミッション周りも電源周りもノントラブル。
強いて言えば大雨でECUが水没したくらいかな。

まだまだ噛めば噛むほどって感じです。