IAC = Idle Air Controlの略。
スロットルOFFの時にアイドリングを調整してくれる
空気の流入量に関する設定項目。
キャブ車でいうスロージェットみたいなもの。
それをマップとして作成するわけだけど、(半)自動で
作ってくれるのが「IACオート」。
車体の固有差を吸収しながら、最適なIAC設定値を
自動的に探してくれて、アイドリングを安定させる機能。
な、はずだけどアイドリングが安定しない!
IACオート実行後に車体からデータを吸い出してみると。
黄色がZipper's純正マップの設定値。青が変更した値。
緑がIACオートで補正された後・・・って、マイナス!?
このせいでおかしくなってた??
解決方法としては
1)青の値を事前に高めにしておく
2)自動的に補正されないようにする
2)はIACオートそのものを否定するようで本末転倒だけど、
IACオートは「1回目の始動時にだけ補正結果が記録される」って
制限がある。
また、その初回始動中にECMに常温〜150度くらいまでを
体験ないと、全温度域の補正結果が出来ない。
めんどいので、2)を選びました。やり方は簡単。
マップ更新して初期化後、1回だけ始動>即停止をするだけ。
それ以降は始動してもIACオートは実行されず、
青のマップがIACの設定値とされる。
実際に吸い出してみると。
補正されず、緑が青と重なってる。
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